約 559,595 件
https://w.atwiki.jp/p5vote/pages/13.html
主人公人気投票コメント ⇒ 投票フォームに戻る □ 投票理由を書いてください コメント すべてのコメントを見る メガネ 全部好き 普段の姿と怪盗の姿どっちも好き!! かっこよすぎ ジョーカー結婚して♡ 年末特番楽しみ 不正のやり方教えてあげようか? 一目惚れしました ぺごくん最高 世界一好き 仕草も含めてカッコいい 主人公の不正票が酷いので どーよ!?これが俺らのリーダーよ! 顔が麗しいよ~好き 銭湯好きなの可愛いね (CV 福山潤) だいすき こんばんは エロかっこ可愛い かわいい 心が強くてかっこいい 大好き ウルトラキュート 可爱 好き かわいさダントツ主人公 お仕置きコップ♡ すきすき 好き P5A もしアリスの出番があったら…❤❤~ れんれん可愛すぎた スーパー好き こんなに素敵な子他にいない かわいー! 結婚したい すきだ!! こんにちは 惚れた かわいい れんれんかわいいよ! ああ… グラブルコラボ嬉しい 顔綺麗 めっちゃかわいい、そしてかっこいい この国のついでに僕も奪ってください すべてがすき らぶ かわいい! 9 股 し ま し た 結婚したい 素養がある方 ねんどろ嬉しい! かっこかわいいセクシー 一番好きな主人公 かっこいい いっぱいちゅき♡ ❤ ジョーカーかっこいい 必死連投ね、さすがジョーカー 屋根裏のゴミ かわいくない?顔めっちゃ好み figmaめっちゃ良かった!だいすき♡ ちゅき まつげやば めちゃかわ kawaii 日常と怪盗 だいすき!! えろい いけめん 雨宮蓮 アニメジョーカー麗しい 一番可愛い おめめぱっちりでかわいい かっこかわいい! エロい 可愛い カッコいい、 love うん、良いね 素敵な主人公 楽しみ♪ 好きです 最高にかわいくて最高にかっこいい 可愛い p5D! 雨宮莲 蓮蓮❤ 蓮くん!!蓮!! イケメン過ぎる♥ 大好き 1番好き 心盗まれた❥ 可愛い めっちゃすき 愛しい かわいすぎる!!誰よりも素敵 おでこがソーキュート 大好き!! きゃわたん 可愛い ちょうかわいい 最新のコメント 100件 ↑
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/467.html
主人公っぽい俺 19へ戻る 主人公っぽい俺 一覧へ戻る 前回のあらすじ――――――…… ノイエ・カールスラントへ旅立つ前夜、二組の男女がそれぞれのやり方で別れを済ませた。 後悔とかは多分無い。 以下本編―――――――…… ――いつになるのか分からないけど―――――――― ――いつか、雨に濡れる貴女に傘を―――――――― 宮藤とのお別れフライトが終わり、部屋に戻る頃にはもう空が明るくなり始めていた。 紫色の朝焼けが部屋の中を染めていく。 俺「今から寝てもしょうがないよな。どうしよっかな」 椅子に座って外を眺めながらボーッとする。数ヵ月しかいなかったとは言え、愛着がわいてきたこの景色ともお別れかと思うと、やっぱり少し寂しくなってくる。 地中海からの風に揺れる木々や、忙しそうに走っていく兵士。 窓を開けて荷物を運んでいくトラックの大きな音を聞きながらハルトマンさんやミーナ隊長に借りた空戦の本をぱらぱらと流し読むのが最近のお気に入りだった。 そうだ、後で本を返しに行かなくちゃ。朝食の時に持っていこうかな。 そんな事を考えていると、視界の端で誰かが動いた。 椅子から立ち上がって窓から身を乗り出す。白い服に後ろでまとめた長い黒髪。 坂本少佐だ。刀を提げて歩いて行く。訓練かな。 起床時間にはまだ一時間以上ある。 毎日こんな時間から訓練をしていたんだ。だからこそのあの強さなんだろうな。 俺「少し話でもしに行こうかな。少佐ともお別れだし」 そうと決めたらすぐに行こう。 壁に掛けておいた上着を掴んで少し小走りで廊下に向かった。 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 16 11.32 ID mQ6eDJYS0 [2/2] しえーん 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 16 44.72 ID y8A1EjAK0 [25/27] お久しぶり 待ってたよ支援 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 17 23.30 ID g7gkN8590 [2/2] 支援 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 20 09.81 ID +19VQklS0 [13/13] 支援ぬ 130 自分:主人公っぽい俺 支援ありがとうございます[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 20 29.21 ID IlRLLGKl0 [5/12] 坂本「すぅ……、れっぷーーざぁぁぁん!!」 俺「ぶわっぷ!?」 坂本「ふう、少し力んだな……。ん、なんだ俺じゃないか。どうした、そんなにずぶ濡れになって」 俺「どうしたじゃないっすよ!少佐の烈風斬で水しぶきが!」 少佐に声をかけようとした瞬間、放たれた烈風斬が巻き上げた海水をもろに被った。 今もごうごうと波立つ海面が、その斬撃の力強さを物語っていた。 坂本「あー……。いやあ、すまんすまん。気がつかなかったんだ、わざとじゃないぞ?」 まあ邪魔しないようにコソコソ近づいた俺が悪かったのかな、それにしてもこれはひどい。 上着の裾を絞るとボタボタと水が垂れてくる。 俺「うへえ、びっちょびちょだ。今日何を着ていけばいいんすか俺……」 隊長から、今日はキチンとした軍の制服を着るように言われてた。 アイロンにかけられピンと仕上がっていた面影はもう残っていない。 坂本「仕方ない、私の服を貸そう。ほら、お前も脱げ」 俺「いやいやいや意味が分からないっすよ!?なんでそうなるんすか!」 坂本「ん、何かおかしいか?私のせいでお前の服を濡らしてしまったんだ。だから、とりあえず私の服を貸そうと思ったんだが」 俺「何かおかしいじゃなくて全部おかしいっすよ!俺が少佐の服を着てたら変態じゃないすか!」 131 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 24 31.37 ID IlRLLGKl0 [6/12] 坂本「はっはっは!細かいことは気にするな!早く脱がないと風邪を引いてしまうじゃないか。仕方ない、私も手伝ってやろう」 俺 「ちょっ!待ってくださいって!一人で脱げますから、あっ、そこは触らないで!」} 坂本「私はもう脱いだんだぞ?ほらほら脱いだ脱いだ!」 俺「やだー!!」 年上の美人上官に無理やり服を脱がされそうになる俺。こんな場面誰かに見られたら俺の今日の行き先がノイエ・カールスラントから懲罰房に変わってしまう。 ペリーヌ「坂本少佐~、わたくしも朝練にご一緒させてくださ……!?」 俺「あ゙っ」 ペリーヌ「な、なななな何をなさってるんてすの!?」 そうだ……、坂本少佐の居るところなら、必ずこの人もいるんだった。 顔色が赤くなったり青くなったりしているペリーヌさんになんとかこの状況を説明しないと本当に懲罰房行きだ。 坂本「おお、ペリーヌ。いいところに来たな、お前も俺の服を脱がすのを手伝ってくれ!」 俺「待って少佐マジでやめてください完璧に誤解されるじゃないっすか!」 聞こえる、懲罰房がこちらに歩いてくる音が聞こえる……。 その瞬間、バチっと空気が爆ぜる音。 後ろを振り向けば、髪を逆立てながら雷を身にまとったブルー・プルミエが俺を睨み付けていた。 俺「や、やだなあペリーヌさんってば。これは少佐のちょっとした扶桑式ジョークっすよーハハハ」 ペリーヌ「あらそう?ならこれはガリア流のジョークですわっ!!トネールッ!!」 132 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 32 26.15 ID IlRLLGKl0 [7/12] 数時間後、そこには輸送機に乗り込む焦げ臭い軍服を着たアフロヘアーの俺の姿があった。 整備俺「それが君の地元の正装なのかい?」 俺「いや、ちょっと雷神の怒りを買っちゃって……」 俺と整備俺さんは、ノイエ・カールスラントからの輸送機に乗り込んでいる。 滑走路の前にはウィッチだけではなく整備兵やら清掃員やらとにかくその時暇だった色んな人が集まってた。 こんなに大勢に見送られる体験なんて、なかなかできないだろうな。 窓から顔を覗かせる俺に、みんなが声をかけてくれる。 「坊主、あっちでも達者にな」 「おいこら整備俺、ちゃーんと坊主の面倒を見てやれよ?」 「昨夜のあれこれは見なかった事にしておきました。そのかわりに本国の美味しいお酒を送ってください」 「まったくもう、観測記録を書き換えたり憲兵にどうにか誤魔化したり色々大変だったんだから。俺君はこんな大人になっちゃ駄目だからね?」 「まったくだぜ!おいテメエ、もしシャーリーさんを泣かせてみろ。鉄骨にふん縛って死ぬほどマーマイト食わせてやるからな?」 整備俺「あは、あはは……。ご迷惑をおかけしてすいません……」 こんなにも沢山の人たちが俺の事を知っててくれてるんだ。そして、旅立つ俺の身を案じてくれてる。 恥ずかしいけど、やっぱり嬉しい。 133 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 39 04.09 ID IlRLLGKl0 [8/12] エーリカ「やっほー。人気者だねー」 ルッキーニ「わーお。人がたっくさーん!」 人垣がウィッチたちに道を開ける。ハルトマンさんを先頭にバルクホルンさん、ルッキーニとリーネ、サーニャちゃんにエイラさん、そして未だにお怒りのペリーヌさんが機のそばに来た。 宮藤とシャーリーさんは見当たらない。二人で安全なところまでは直掩してくれるらしく、今頃その準備をしてるんだと思う。 俺「へへ、なんか照れるっす」 バルクホルン「これもお前の功績の結果だ。自信を持って誇るといい」 俺「そうっすか?」 エーリカ「そーそー」 バルクホルン「ああ。お前の戦果は誰に見せても恥ずかしくない立派な物だ。向こうでも頑張るんだぞ?」 エーリカ「ウルスラに会ったらよろしくねー」 俺「Ja!了解っす!」 エイラ「おいオマエ、なんで私の餞別を忘れていくんだよー」 そう言ってエイラさんはサルミアッキの小箱が詰まった小袋を窓から押し入れてきた。仕方なく受け取ったそれは、すでに独特の香りを放っている。 隣の整備俺さんに一箱勧めたけどやんわりと断られた。しかたないから整備俺さんの手荷物の隙間に捻じ込んでおいた。 134 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 43 52.48 ID IlRLLGKl0 [9/12] ルッキーニ「あたしのおみやげも忘れてたでしょー!ちゃーんと今日の朝に採ったんだからね!」 背伸びをしながら満面の笑みでルッキーニが俺に手渡したそれは、大きなカブト虫が入った小ビンだった。 せっかくのプレゼントだけど、さすがに知らない大陸に連れて行くのは可愛そうな気がしたので、ルッキーニをなだめてそれを返した。 それじゃあ代わりにー、と言ってルッキーニがくれたのは、いつも髪を結ってるリボンだった。 いつも着けてるお気に入りのようで、貰うのがためらわれた。それでも、俺にくれると言ってくれたルッキーニの気持ちも嬉しかったので、素直にありがとうと言って受け取ることにした。 サーニャ「俺くん。これ、私とリーネさんからのお土産よ」 リーネ「アップルパイを焼いてみたの。お口にあうといいけど」 二人がバスケットを差し出してきた。さっきのアレとは違ってとても美味そうな匂いだ。 これは俺一人で食べようかな。整備俺さんがこっちをじっと見てるけどサルミアッキあげたからいいや。 俺「うわあ、うまそう!ダンケ、大事に食べるよ」 お礼を言うと、リーネはニコッと笑った。サーニャちゃんはなんだか恥ずかしそうにもじもじしている。可愛いなあ。 整備俺「おいしそうだねえ。ね、俺くん?」 整備俺さんが胡散臭い笑顔でバスケットと俺を交互に見る。 俺「もう、分かったっすよ。後で分けてあげますからそんな変な顔しないでくださいよ」 整備俺「いやあ、これは嬉しいねえ。楽しみ楽しみだよ」 整備俺さんは本国から輸送機に乗って来た中尉さんと何か話していて、その合間に外にいる人たちに話しかけている。話の内容はさっぱりわからないけど、どうやら俺たちの今後についてのようだ。 一体どんなところに飛ばされるのか、それを考えると少しお腹が痛くなってくる。自分で決めた道とはいえ、少し失敗だったかなと思わないわけではない。 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 45 17.86 ID y8A1EjAK0 [26/27] 支援だ! 136 自分:主人公っぽい俺 支援ありがとうございます[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 48 35.05 ID IlRLLGKl0 [10/12] ペリーヌ「まったく、あなたたちは。子が子なら保護者も保護者ですわね」 ペリーヌさんが大きくため息をつきながら首を振る。っていうか子と保護者ってなんすか。 ペリーヌ「あなたたちのことに決まってましてよ?どっちもウィッチに手を出して、無茶ばかりして」 エイラ「似たもの同士ダナ」 ルッキーニ「にひー、似たものどーおっしー♪」 整備俺「流石に26で15の子供は勘弁してほしいねえ……。せめて兄弟とか?」 整備俺さんの、兄弟という言葉がなんだかくすぐったく感じる。一人っ子の俺には憧れてたものだ。 整備俺さんは俺のお兄さんになってもいいのかな? 整備俺「はは、俺としてはもうそのつもりだったんだけどな。そんな雰囲気は出てなかったかい?」 俺の頭をグリグリ撫でて、さっきの胡散臭い笑顔じゃない、優しい顔で笑った。 その時、俺は思った。この人がついていてくれるなら、きっと大丈夫。 ウィッチの俺より力は弱いし、シールドも張れない。でも、俺の心を支えてくれる。 俺が挫けそうになった時に励ましてくれた。俺が壁にぶつかった時にそれを飛び越える翼をくれた。 今の俺には誰よりも頼りになる、俺にとってのヒーローだ。 基地から坂本少佐とミーナ隊長が歩いてきた。もうそろそろ出発の時間だ。 二人に敬礼する整備俺さんに釣られて、俺も敬礼をしてみる。 そんな俺がおかしかったのか、少佐は首をかしげ、隊長は目を細めてふふっと笑った。 坂本「思えばお前は飛んだら落ちてばかりだったな。私もそれなりの数のウィッチを指導してきたがお前ほど墜落したやつはいなかったぞ」 俺「うぐっ。き、気をつけるっす」 137 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 53 45.27 ID IlRLLGKl0 [11/12] ミーナ「はい、これをいつも持っててね。いつかきっと役に立つものよ」 隊長から白い封筒を手渡された。開けてみると、そこには501全員の書名といつか撮ったみんなとの写真が入っていた。 何かあった時には相手にこれを見せてみろ、ということかな。 ミーナ「忘れないで。あなたは一人じゃないわ。困った時は迷わず私たちを頼りなさい。必要なら、私たちの名前を使いなさい。それであなたの身に掛かる問題が解決できるのなら、私たちは喜んで承諾するわ」 隊長の言葉に、思わず眼が潤んでくる。 俺「ありがとうございます!俺、この基地に来ることが出来て良かったっす!」 出発の時間が来た。機長はミーナ隊長に敬礼をし、エンジンに火を入れる。 ついにこの基地ともお別れだ。窓の外には、ウィッチたちと見送りの兵士たちがズラッと並んでいる。 ミーナ「敬礼!」 隊長の号令が響き、揃い並ぶ数百人からの一糸乱れぬ敬礼。靴が地面をこする音が、空気を揺らした。 思わず鳥肌が立ち、心が震えた。自然と、俺も敬礼をしていた。 ゆっくりと、プロペラが回り始める。機体の振動が大きくなっていく。窓の景色が少しづつ、速度を上げて流れ始める。 笑顔を贈ってくる人、キリっと真面目な顔をした人。色んな表情だ。 俺の肩を抱き、整備俺さんが耳元で真面目な声で言う。 整備俺「よーく覚えておくんだぞ。俺たちと共に戦って、場所は違ってもこれからも俺たちと共に戦う人たちの顔だ」 俺「了解っす」 やがて、それぞれの顔が分からないほど小さくなっていく。いつになるかは全然分からないけど、いつか俺はこの基地に帰って来たい。 俺の世界を変えてくれた、この基地に。 138 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 58 21.38 ID IlRLLGKl0 [12/12] 輸送機が遠のく中、二つのエンジンの轟音がハンガーで響いた。 シャーリー「よーし。行くか、宮藤!」 宮藤「はい!」 二人のウィッチが、飛び立った輸送機を追いかけるように空へと舞った。 基地を離れてどれくらいたったんだろう。外を見ても海と空ばかり、そして宮藤とシャーリーさんしか見えない。 シャーリーさんは窓から覗く俺に気付いて、ときどきバレルロールなんかをしてくれる。いつもと違ってゴーグルをしていて、なんだかカッコいい。 宮藤はそんなシャーリーさんの後ろを飛んでいるので、ついていくのが大変そうだ。 宮藤と視線が合うと、どういう表情をすればいいのか分からなくなる。 そんな俺とは違って、宮藤は微笑みながら大きく手を振ってくれる。俺も手を振り返すけど、どんな表情をしているのかは分からない。 整備俺「そろそろだろうね」 俺「何がっすか?」 腕時計を眺めていた整備俺さんが窓を覗きこみ、空の一点を指差す。 その方向を見ると、かなり遠くに何かが飛んでいた。距離がありすぎてまだゴマ粒くらいにしか見えないそれは、時折キラッと光りを反射する。 整備俺「ノイエ・カールスラントから来てくれたウィッチさ」 俺「へー、まだ顔が全然見えないっす」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/25(日) 23 58 34.93 ID y8A1EjAK0 [27/27] イイ雰囲気だのぅ支援 140 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 02 10.78 ID LkkE6t7Y0 [1/5] もうそんなに飛んできたのか。と、いうことはそろそろ宮藤ともお別れということだ。 その時、コンコンという音が機内に響いた。外側に何かが当たるような音だ。 驚いて外を見ると、シャーリーさんがこの輸送機のドアの部分を叩いていた。 整備俺「何かトラブルかもしれないな。機長、少しの間だけ扉を開けますが」 機長さんが頷く。整備俺さんがドアを開けると、風が勢いよく入ってきた。 小さい荷物が飛んでいかないように、慌てて抑える。エンジンの爆音も凄まじい。 シャーリーさんはなぜかインカムを外していた。こっちを向きながらひらひらと手を振っている。 なんだ、大丈夫そうじゃないか。ゴーグルで表情はよくわからないけど、慌ててる様子ではなかった。 整備俺「どうしたんだーい?何かトラブルでもー?」 風とエンジンの音にかき消されないように、整備俺さんが大声で叫ぶ。 その問いには答えず、シャーリーさんはどんどん近付いてきて、器用に入口の上の縁に掴まった。 まるで視線で会話をしているように、お互いをじっと見つめ合う整備俺さんとシャーリーさん。 そんな二人を、俺はドキドキしながら見ていた。 そして、シャーリーさんが顔をゆっくりと整備俺さんのほうへ。 それを、こちらもゆっくりと両手で包みこんで、自分のほうへと導いていく整備俺さん。 そのむこうに、頬を真っ赤にして凝視してる宮藤がいる。たぶん、俺の顔も同じように真っ赤になってるに違いない。 外野のことなど一切気にしないかのように、二人は静かに口づけを交わした。 数秒間ほどのそれは、まるで映画のワンシーンのようだった。 二人の唇が離れる。二人は見つめ合ったままだ。なんていうか、実際にこういう場面に遭遇すると見てるほうが恥ずかしくなってくる。 シャーリー「じゃあな、整備俺。愛してる」 整備俺「うん、またねシャーリー。俺も愛してるよ」 そう言うと、シャーリーさんはすうっと離れていく。整備俺さんは頬に触れてる手を、ゆっくりと離した。 真っ赤な顔の宮藤に手で帰投するとサインを送る。 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 02 49.89 ID qr5FPmMd0 [1/2] 支援 やっと書き終わった。2430のが終わったら投下するかな。 きっとまだロスマンタイムだろうし・・・ 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 05 39.56 ID Ere+wP010 30日まではクリスマスムードさ、カムン 143 自分:主人公っぽい俺 ロスマンタイムがエロスマンタイムに空目した[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 05 47.71 ID LkkE6t7Y0 [2/5] ゆっくりと旋回し始める二人。それを見ながら整備俺さんが重たいドアを閉めていく。 その時、俺は忘れていたものがあることに気がついた。よりにもよってなんでこんなに大事なことを忘れてたんだ! 宮藤たちはもう離れ始めてるし、どうすればいい? くそ、こうなったら行くしかないだろ! 俺「ちょっと待ったああああああああああああ!」 整備俺「へ?」 ドアを閉める整備俺さんを押しのけ、勢いよく空へ飛び込む。 内臓がふわっと浮く感覚、腹の中がむずむずする。 俺「うおわあああああああああああああああ!」 整備俺「んなっ!?何してんのおおおおおお!!」 整備俺さんの叫び声で、シャーリーさんと宮藤が自由落下を始める俺に気付いた。 シャーリー「おいおい、何してんだアイツ!落ちたのか?」 宮藤「俺くん!!」 宮藤が急旋回してこっちに飛んでくる。 俺「宮藤いいいいいいいいいいいいい!」 まっすぐこっちに突っ込んできて、そのままの勢いで激突したように抱きしめられた。 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 06 12.64 ID 7iG9mARI0 [1/2] 支援 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 07 32.69 ID AWFUkvW60 [1/2] 無茶するなwwwwww支援 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 08 12.77 ID JGtaF7Jr0 俺たちがクリスマスだ 147 自分:主人公っぽい俺 支援感謝です[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 14 09.34 ID LkkE6t7Y0 [3/5] 心配そうに俺を見る宮藤に、俺は叫ぶ。 俺「宮藤。俺、大事なことを言ってなかった!」 宮藤「大事なこと?」 何のことか分からない様子の宮藤を思いっきり、ぎゅうっと抱きしめる。 俺「宮藤、大好きだ!!」 俺は宮藤にキスをした。 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 15 09.92 ID 7iG9mARI0 [2/2] やるな 支援 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 21 18.51 ID qr5FPmMd0 [2/2] 支援 あれ?さっきまであった壁はどこいった? 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 22 09.19 ID AWFUkvW60 [2/2] ひゃっほい!支援 151 自分:主人公っぽい俺 [sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 22 51.29 ID LkkE6t7Y0 [4/5] カールスラントのウィッチに守られながら、輸送機は飛んでいく。 小さくなっていくそれを、二人はじっと見つめていた。 初めての感触を思い返すように唇をなぞる宮藤をみて、シャーリーは微笑む。 シャーリーが口を開く。 シャーリー「あいつらにはあいつらの、私たちには私たちの生き方があるんだ。私と宮藤にもそれぞれ違った生き方がある」 シャーリーを見上げる宮藤。シャーリーはじっと輸送機を見つめながら話し続ける。 シャーリー「だから、一緒にいられない時だってあるんだ。きっとさ、それが私たちの場合ちょうど今なんだよ」 宮藤「はい。私にも、なんとなく分かる気がします」 シャーリー「ホントに分かってるのかぁ~~?」 宮藤「ほ、ホントですよ!」 シャーリー「ハハハ、そっかそっか。さて、帰るか。私たちの帰る場所に」 宮藤「はい!」 日の傾き始めた大西洋に、二本の飛行機雲が真っすぐに伸びていく。 それはひたすら、ひたすらに、どこまでも真っすぐに。 ―― 主人公っぽい俺 最終話 ―――――――――― ――――――――――――――――――――――― das Ende. ――― 152 自分:主人公っぽい俺 やったー終わったよー![sage] 投稿日:2011/12/26(月) 00 27 07.24 ID LkkE6t7Y0 [5/5] 主人公っぽい俺、これにて終幕です 読んでいただいてありがとうございました なんとか年内に終われてよかったです 次書くときはもっと投下ペースを短くしたいです 最期にもう一度、支援していただき、読んでいただきありがとうございました
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/162.html
. 【作品名】食卓にビールを 【名前】主人公(名称不明) 【属性】女子高生主婦兼作家 【大きさ】一般的な女子高生主婦作家並 【攻撃力】 一般的な女子高生主婦作家並 【防御力】 一般的な女子高生主婦作家並(特殊な防具は後述) 【素早さ】 一般的な女子高生主婦作家並 【特殊能力】 神の盾:あらゆる災厄を防ぐと言われる、女子高生が後ろに隠れることが可能なくらいの サイズの円形の盾。核爆発すら防ぐことが可能で、原子を切り裂く事が可能な伝説の剣が 問答無用で打ち砕かれた。普段は棒状に格納され持ち運びできるが、0.81G以上の重力下で 無ければ展開不可。女子高生主婦的にかなり重い。 【長所】 いかなる超常的な現象にも慌てない高い適応性。一を聞き十をでっち上げる妄想癖。 白の書の因果律操作能力は未知数。 【短所】本人は白の書の存在を知らないので意識的に利用することは不可能。 神の盾は重いために、基本的には引きずるので精一杯(頑張れば持ち上げることも可能)。 【戦法】……え? 【備考】ルーミィの魔力が尽きるまで盾に隠れてれば勝てる……かも。 ビールがおいしいね!おかしな宇宙人達と同等におかしく渡り合えるたくましい主人公。 4スレ目 902 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/10/16(日) 21 32 54 ID IrVEQUIr じゃあついでに一応、卓ビー主人公(仮) 874 vsL様:御約束の引き分け vs福沢祐巳:適当にまくし立てて煙に巻いて勝ち(?) vsルーミィ:女子高生といえど流石に幼女に(盾の裏まで)回り込まれたりはしない。 先にルーミィが力尽きて勝ち。 vs藤倉冬麻:只の女子高生が盾一枚持っただけで喧嘩強い男子高校生に勝てるとでも? 負け。 藤倉冬麻>卓ビー主人公(仮)>ルーミィ>福沢祐巳=L様 .
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2802.html
スピンオフ作品主人公 792 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 21 28 30 ID gkTdsdxK0 光成「スピンオフ(アウト)で主役やってるキャラを見たいかーーーーッ」 観客「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシの外伝も作って欲しいんじゃみんな!!」 光成「スピンオフ作品主人公入場!!!」 アナウンサー「全スピンオフ作品主人公入場です!!!!」 熊殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み奥羽総大将が甦った!!! 熊犬!! 「銀牙伝説RIKI」リキだァ――――!!! 天空宙心拳はすでに我々が完成している!! キライの娘「レイナ剣狼伝説」レイナ・ストールだァ――――!!! MSを入手しだい赤く塗りまくってやる!! ジオン軍代表 「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」シャア・アズナブルだァッ!!! 洞窟の探り合いなら我々の経験がものを言う!! 武器屋の商人 不思議なダンジョン 「トルネコの大冒険シリーズ」トルネコ!!! 真の便乗を知らしめたい!! 麒麟田村裕の兄 「ホームレス大学生」田村研一だァ!!! 普通のスピンオフは主役は一人だがこの作品なら主役は三人だ!! ハドソンの名作 「桃太郎伝説外伝」貧乏神、夜叉姫、浦島太郎だ!!! 選挙対策は完璧だ!! 坂上竜馬の秘書 「クニミツの政」武藤国光!!!! 全戦闘術のベスト・バトリングは私の中にある!! 神羅のソルジャーが来たッ 「クライシス コア ファイナルファンタジーVII」ザックス・フェア !!! 大食いなら絶対に敗けへん!! 浪速人のシノビ見せたる 正義の忍者 「それいけエビス丸」エビス丸だ!!! ネゴシエイト(交渉術)ならこいつが怖い!! 警視庁のへタレ・ネゴシエイター 「交渉人 真下正義」真下正義だ!!! レンスターから亡国の王子が上陸だ!! バルドノヴァ 「ファイアーエムブレム トラキア776」リーフ !!! 耳の無い兄を慰めたいから妹ロボ(特注品)が作られたのだ!! 妹のカツヤクを見せてあげる!!「ドラミちゃんシリーズ」ドラミ!!! めい土の土産に電磁砲とはよく言ったもの!! お嬢の電撃が今 実戦でバクハツする!! エレクトロマスター 「とある科学の超電磁砲」美坂美琴だ―――!!! ゲーマー女子高生こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの女がきてくれるとはッッ 「志保ちゃんジャンプ」長岡志保!!! 捕まえたいからここまできたッ キャリア連邦保安官代理!!!! 米国のピット(ケンカ)シェリフ 「追跡者」ジェラードだ!!! オレたちは黄金聖闘士最強ではない全聖闘士で最強なのだ!! 御存知獅子座 「聖闘士星矢 EPISODE・G」アイオリア!!! 漫画の本場は今やウェブにある!! 私を驚かせる人はいないのですか!! 「舞勇伝キタキタ」キタキタ親父だ!!! グワシィィィィィいッ説明不要!! サバラ!!! とぐろ虫!!! 「まことちゃん」沢田まことだ!!! 三味線は殺しで使えてナンボのモン!!! 超実戦暗殺術!! 本家必殺から「必殺! 三味線屋・勇次&必殺仕切人」勇次の登場だ!!! ゼニーは私達のもの 邪魔する婦警は思いきり殴り思いきり蹴るだけ!! ロックマンシリーズ統一王者 「トロンにコブン」トロン&コブン あの人を追いに格闘家なったッ!! ストZERO全キャラチャンプ 「さくらがんばる!」春日野さくら !!! 霊媒に更なる磨きをかけ ”イタコ少女”「現代都市妖鬼考 霊媒師いずな」葉月いずなが帰ってきたァ!!! 今も自分に胸囲はないッッ!! トリステイン魔法学院「タバサの冒険」タバサ!!! 男塾塾長の生い立ちが今ベールを脱ぐ!! 男塾から 「天下無双 江田島平八伝」江田島平八だ!!! モンスター達の前でならオレはいつでも全盛期だ!! モンスターマスター 「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」テリー 少年時代で登場だ!!! 解決屋の仕事はどーしたッ 作品の結末 未だ分らずッ!! 超能力も挟むも思いのまま!! 「異能者」姫川琴音だ!!! 特に理由はないッ 妹が萌えるのは当たりまえ!! 遥にはないしょだ!!! 水泳部のエース! 「アカネマニアックス」涼宮茜がきてくれた―――!!! 古畑の下で磨いた実戦ソウサ!! 捜査一課のデンジャラス・ポリス 「巡査・今泉慎太郎」今泉慎太郎だ!!! 実戦だったらこの人を外せない!! 超A級喧嘩師 「バキ外伝 -疵面(スカーフェイス)-」花山薫だ!!! 超一流極悪人の超一流の生い立ちだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 北斗神拳の伝承者候補!! 「極悪ノ華 北斗の拳ジャギ外伝」ジャギ!!! 武術空手はこの男が完成させた!! 灘神影流の切り札!! 「タフ外伝OTON 」宮沢静虎だ!!! 永遠の№2が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 2プレーヤーッッ 俺達は君の主演を待っていたッッッ「ルイージマンション」ルイージの登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なスピンオフ主人公を4名御用意致しました! ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 中原小麦!! 智代アフター 坂上智代!! 魔法少女リリカルなのは!高町なのは! ……ッッ どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、次期大統領の護衛任務が済み次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 797 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 21 52 16 ID whU+GsVm0 岸辺露伴やLは漏れたか 799 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 22 10 06 ID 9LNfqyOf0 乙。ロックマンゼロとかシャドウ・ザ・ヘッジホッグとか思い出した。 800 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 22 33 05 ID zBcnipuU0 792-796 またあなたですか 異能者懐かしすぎる… 801 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 22 42 33 ID ZMXiNwez0 東鳩が2つ入っていることに全俺が泣いた 802 名前:水先案名無い人:2009/01/29(木) 23 47 17 ID mpj1gSOX0 796 なぜスピンオフ魔法少女の元祖がいないんだッ プリティサミーッッ 816 名前:水先案名無い人:2009/01/30(金) 15 21 39 ID OaaRnPu20 ジャギ外伝ヤバイよ ジャギに同情しちゃうよ コメント 名前
https://w.atwiki.jp/diamond_pearl/pages/11.html
サファイア この物語のヒロインであり主人公。10歳。 ゲーム「ダイアモンド・パール」の女主人公の姿をしている。 ポケモンコーディネーターを目指している。 CV:平野綾 パール この物語の主人公。10歳。 ゲーム「ダイアモンド・パール」の男主人公の姿をしている。 ポケモントレーナーを目指している。 CV:?
https://w.atwiki.jp/wiki7_will/pages/41.html
■主人公考察:ルビィ □序盤のダルさと中盤の加速度的泣き笑い【←ダレか助けてえぇぇという時に自然と漏れる】は天下一品。 主人公選択時に参照できるデザイナーズノートにもあるように、ルビィの冒険はハードです。なんせ他の主人公がラストダンジョンとして挑む七大驚異【ななだいきょうい】を中盤からラストにかけて全て廻るのですから。が、ラストに挑む七大驚異はうって変わり簡単なダンジョン。仕掛けは全て沈黙し、ボスも他の主人公より弱いという始末。この落差がたまりません。 七大驚異に挑むとは言ってもラストダンジョンとして挑む場合とは異なり、最後に待ち受けるボスモンスターは他の主人公がフリーシナリオとして挑んだ場合と同じくある程度のモンスターと戦う事になります。しかし序盤は淡々と街道を進むシナリオが続きいきなり七大驚異へと挑まされる状況から苦戦は必死です。フリーシナリオで鍛えてから挑めば済む話、とは問屋が卸しません。七大驚異へと挑むことで仲間が加わっていくので、先に鍛えてしまうと仲間との差が開いてしまいます。 そう、これはサガなのです。戦えば戦うだけ敵は強力なものへと進化する。ある程度妥協してギリギリの戦いに賭けないと、後で苦労するのは自分。つまり。 さあ、あなたも泣き笑い七大驚異ツアーへ・・・! □格闘系魔法少女 管理人、このルビィというキャラクターかなり好きなのですが【見た目とかじゃなく。】、断腸の思いでデータから見ていきます。彼女の生き方は~とか言うサイトじゃないですしね。 LP18 HP回復能力C 力3 技1 魔4 体4 心4 水2 木2 火4 土1 金1 何と強力な事か。魔と火の資質を活かして火術を攻撃の主軸に据えるべきですが、七大驚異ツアーでそんな余裕があるかどうかは疑問です。まず魔道板を確保できるかどうか・・・。よしんば確保できたとして強力な術をボス戦までに会得できるかどうか。最終的に術士へとシフトする事はいいですが、七大驚異では体術で戦う事をオススメします。 ルビィの重量は【全体から見れば平均だが】軽め。装備品に気を遣い、重量に-ボーナスを得るためパンチ・キック・投げのスキルパネルを揃えれば軽量級の体術で攻撃できます。軽量級キック技レベル3の三角蹴りを閃く事ができれば、七大驚異のボス戦でも十分通用する戦力たり得ます。体術最大の売りは強力な武器がなくとも能力値さえ高ければダメージを叩き出せる点。まさに七大驚異ツアー向け。初期パネルにキックレベル1もありますしね。 □七大驚異を制服せよ! ルビィ編で仲間になるキャラクターは、 ヒロユキ イスカンダール サファイア マイス 【ファロスの地下迷宮】 グレース 【神船の錨】 ロイ 【さまよえる島】 クン=ミン 【二つの月の神殿】 アンザン 【ナクルの地上絵】 です。全体的にHP回復能力が低く、HP回復に手間取ってしまうのが弱点です。 この内ヒロユキ、イスカンダール、サファイアは序盤から仲間になります。 マイス、グレース、ロイ、クン=ミン、アンザンの5人はラストに挑戦する1つを除いた6つの七大驚異で仲間になります【6つの内1つ、誰も仲間にならない驚異がある。しかもそこの難易度は低いというヤな感じの設定】。これらどれから挑んでも構いませんが、基本的にはそこの難易度と仲間になるキャラクターから考えて決めるべきでしょう。個人的難易度は5人の名前順に上から簡単。キャラクターの性能で見た場合、アンザンの耐久力は是非欲しい戦力ですが、七大驚異中最も難易度が高いのでどうしても最後になってしまいます。あぁ本当にヤな設定。 ギリギリ感こそがサガだ! という名目で特に何の準備もせずに七大驚異に挑み続けた管理人ですが、唯一準備したものがあります。恐らくルビィ編救済措置として用意されたものなのでしょう。ルビィ・サファイア姉妹に装備された性質の異なる鋼玉製の指輪。この2つを改造屋で掛け合わせると15%の確立でラスボス戦でも通用する素材、シヴァの女王に突然変異する事があるのです。これを使わぬ手はありません。管理人はシヴァの女王を弓にし、サファイアに装備して切り抜けました。 BACK
https://w.atwiki.jp/mousouvs/pages/731.html
ライーザ(主人公機) 耐久力:620 コスト:450 DP:(ヒロキ) 出典:銀河の三人、地球戦士ライーザ あのRPGがVSシリーズに!? 主人公機は射撃仕様、ブルー機は格闘仕様という位置づけ。 ステ・BDはブルー機、高飛びは主人公機の方が優秀。 主人公のデフォルト名はヒロキとする。 通常射撃:ビームライフル/ビームキャノン 主人公機は何の変鉄もない平均的なBR。 ブルー機は腕部ビームキャノン。威力は低いが弾をあまり気にせずバラ撒ける。 CS:念波砲/ビームキャノン3 主人公機は念波砲。頭部にあるゲロビ。威力はかなり高い。 ブルー機は肩のビームキャノン。隙がない単発仕様なので、格闘の追い討ちなどに。 サブ射撃:ホーミングミサイル一斉/ビームロッド投げ 主人公機はホーミング能力の高いミサイルを広域に撃ち込む。 一発ごとの威力はあまり高くないが頼れる。近距離で使うと相手は回避不能。 ブルー機は格闘武器を投げる。 ぶっちゃけ強化版Bインパ。 格闘 主人公機はミサイル二発。サブ射撃と共有。 使い分けるといいかも。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/863.html
主人公っぽい俺 3へ戻る 主人公っぽい俺 5へ続く 主人公っぽい俺 一覧へ戻る 264 :主人王に、俺はなる![]:2010/12/03(金) 21 16 11.05 ID ddUHpV7n0 俺「ストライクウィッチーズであります」 896から 翌日は飛行訓練だった。 ストライカーユニットを履き、飛行魔法を始動させる。 整備俺「ついでに機体の性能チェックもさせて貰うよ。その際はシャーリーさんの指示に従ってちょうだいな」 俺「了解っす」 整備士さんが退避するのを確認し、魔力をユニットに送り込む。 エンジンの鼓動が高まってゆく。 俺「俺、行きます!」 265 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 18 07.02 ID ddUHpV7n0 魔力を吐き出し一気に加速する。 景色が後ろに流れていく。 足が地面を離れ、雲が近くなっていく。 迎う先には彼女がいる。 宮藤「俺くーん、こっちこっちー」 手を大きく振っている。 なんだか凄く照れる。 俺「お、おー」 坂本「よーし、調子は良さそうだな、俺」 俺「整備俺さんがバッチリ調整してくれましたから完璧っすよ!」 俺「あ、あと宮藤も、その、魔力を供給してくれたし……」 坂本「はっはっは、宮藤は魔力だけは有り余っているからな。一回の供給ぐらいじゃびくともせんぞ」 坂本「おっといかんいかん、話していると訓練の時間が無くなってしまうな」 俺「くっ、気付かれたか……。けど10分は短縮されたはず」 坂本「よし、いつもより急いでメニューをこなしてもらうぞ!」 俺「あ、そうなるんすね……」 266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 19 51.60 ID 7F1N0uVX0 (∪^ω^)俺くーん、こっちこっちー 268 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 20 50.46 ID ddUHpV7n0 オレンジ色の翼が空を飛び回る。 まるで飛ぶ事を覚えたばかりの鳥の子のようだ。 整備俺「ほー、飛び方がだいぶ様になってきたじゃないの」 見たかぎり機体も良い調子だ。 ただ、やはり旋回性能は高くない。 実戦を考えて設計されたわけじゃないので当たり前と言ってしまえばそれまでか。 可能な範囲で改修してみることにしよう。 整備俺「さて、そんじゃウサギのお姫様の機体も調整しちゃいましょうかね」 肝心の本人の姿はまだ見えないけど。 シャーリー「おーい、整備俺ー!」 寝坊したのか髪もとかさずに来たらしい。 ハンガーの入り口からこちらに真っ直ぐ走ってくる姿はなんとなく待ち合わせに遅れて駆けてくる恋人のような。 恋人か……。 整備俺「ぐすん、ジョアンナぁ……」 269 :ジョアンナって誰だって人は民明書房を読もう![]:2010/12/03(金) 21 25 05.62 ID ddUHpV7n0 シャーリー「悪い悪い、寝坊した。おーい、聞いてるか?」 整備俺「なんでいなくなっちまったんだよぉ……ジョアンナー」 シャーリー「……おい、整備俺。ジョアンナって誰だ?」 整備俺「誰ってそりゃ俺の恋人……あれ、シャーリーさん?」 シャーリー「フフン♪」 整備俺「ちょ、シャーリーさんレンチ置いてレンチに固有魔法かけちゃ駄目危な」 レンチを目で捕らえられなくなった。 シャーリー「馬っ鹿野郎ー!!!」 整備俺「たわばっ」 響き渡る鈍い音。 腹部に衝撃が走る。 シャーリー「整備俺なんかもう知るか!!」 整備俺「違うって、シャーリーさ……ん……」 シャーリーさんがユニットを履いて飛び立って行く姿を見たのを最後に俺の意識は遠退いた。 270 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 26 55.11 ID ddUHpV7n0 坂本「ほらほらしっかりついて来い!」 加減速や上昇下降なんかの基礎動作の確認を終え、基本的な軌道の訓練に入った。 先導する坂本さんの後をひたすら追い掛ける。 坂本「どうした俺、遅れているぞ」 俺「ぬおおお、曲がりきれないです!」 なかなか思うように曲がれない。 意識と機体の動きの間に差を感じる。 坂本「これくらい旋回出来なくてどうする。ネウロイの攻撃を避けきれないぞ?」 宮藤「俺君大丈夫?」 俺の後ろについていた宮藤が心配そうに近寄ってくる。 うう、カッコ悪い。 俺「な、なんとか」 坂本「ふーむ、旋回性能はあまり良くないようだな。テスト機だという事もあるのかもしれないが」 ちょっと困ったぞ、という顔をしている。 272 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 32 24.31 ID ddUHpV7n0 俺「機体の性能が足りないなら技術や経験で補えば大丈夫って誰かが言ってました!」 坂本「馬鹿もの、その技術と経験がさっぱり無いから困るんじゃないか」 流石に熟練の技術や経験の差とかは器用でもどうしようもないよなあ。 宮藤「あの、シールドを使えばいいんじゃないですか?」 宮藤が不思議そうに言った。 坂本「お前ほど魔力に余裕があればそれでもいいかもしれん。しかし俺の使える魔力量は並のウィッチよりも少ないんだぞ」 どういう事かわかるか?という表情の坂本さんに対し宮藤の頭の上にはクエスチョンマークが浮かんでいるみたいだ。 俺「つまり、魔力を節約するためにも攻撃は出来る限り避けてシールドを使う回数を減らすようにしなきゃいけない。そんな感じっすよね」 宮藤「あ、そうか。俺君頭良いね」 パッと顔が明るくなる宮藤に対し、坂本さんはため息をついてる。 273 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 36 11.31 ID ddUHpV7n0 俺「あはは……。あれ、誰か飛んでくる」 豆粒ほどにしか見えないから誰かまではわからないけど。 宮藤「あ、シャーリーさんですよ!」 俺「この距離でなんで見えるの?」 坂本「ふむ、なにやら不機嫌そうだな」 俺「表情まで!?」 信じられない視力だ。 確かに飛行ウィッチは目が良くないと駄目と言われたけど。 坂本「ふむ、もうテストの時間か?それでは今日はここまでとする。後はシャーリーの指示に従ってくれ」 俺「了解っす」 宮藤「ねえねえ俺君、今日は何のテストをするの?」 しっぽをパタパタさせながら近寄ってきた。 うう、上目遣いはヤバい。 俺「あ、えーっと、確か機体性能のテストって言ってたような」 顔が熱くなってる。 274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/03(金) 21 39 27.51 ID fxbDp9KEO 帰宅中にサーニャの痛車と遭遇。 275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 42 17.89 ID hTrQ3fFH0 帰宅中にエーリカに遭遇。一緒に鍋でもすることに 276 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 43 01.81 ID ddUHpV7n0 坂本「そうだ、おい宮藤。シャーリーを手伝ってやってくれないか」 宮藤「あ、分かりました。良いですよ」 シャーリー「いや、私一人でいいよ」 俺「ひゃあ!」 後ろから突然声をかけられ、情けない声が出た。 坂本「おおシャーリー、本当に一人でいいのか?」 シャーリー「ああ、サンキュー宮藤。でも大丈夫さ」 確かにどこか不機嫌そうな感じがする。何かあったのかな。 宮藤「あ、あの簡単な雑用とかでも」 宮藤が言い終わる前にシャーリーさんが遮った。 シャーリー「うーん。それなら宮藤はルッキーニの相手をしていてくれないか?そろそろ訓練から帰ってくる時間なんだ」 277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 43 53.89 ID JYhqUxpC0 帰宅中にトゥルーデに遭遇。外は寒いし時間も遅いから俺の家に泊めることに。 278 :コタツを覗いたらエイラに遭遇。一緒にテレビを見ることに[]:2010/12/03(金) 21 44 25.24 ID ddUHpV7n0 宮藤「分かりました!」 宮藤は用事を頼まれる事が好きなのかな。 坂本さんと宮藤が基地に帰っていく。 シャーリーさんはじっとそれを見送る。 いや、ハンガーを見てる? 俺「シャーリーさん?」 シャーリー「……馬鹿」 俺「あ、え、ごめんなさい……」 シャーリー「ああ、違う違う。馬鹿ってのは整備俺のことさ」 どういうことなんだろう。 整備俺さんが何かやらかしたのか? シャーリー「まあ俺は気にしないでいいさ」 俺「ケンカでもしたんすか?」 シャーリー「あー、まあちょっとな。ついカッとなっちゃってさ」 俺「俺でよかったら話、聞きますけど」 シャーリーさんが微笑む。 けれど少し悲しそうにも見える。 279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 44 49.89 ID MVPcaqbOP 帰宅中にティナに遭遇。うちに一晩泊めて土日は朝から一緒に出掛けることに。 280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/03(金) 21 46 23.29 ID t4SLKNIXO 帰宅中にもっさんに遭遇。目があった瞬間烈風丸の錆にあう。 281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/03(金) 21 47 01.47 ID Sf5qM+iL0 帰宅中にマロニーに遭遇、顔が怖い 282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 47 35.81 ID PKHQiDLw0 279 おい、すでにマルセイユさんは俺んちでホットミルク飲んでるぞ 283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/12/03(金) 21 47 51.82 ID t4SLKNIXO 錆にあうって何だよ、錆になるだ 285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 50 29.64 ID hbbMhfkvO 帰宅中にルッキーニに遭遇、お菓子をあげたら何故か懐かれる 286 :主人公っぽい俺とエイラがお送りするんダナ[]:2010/12/03(金) 21 50 38.08 ID ddUHpV7n0 シャーリー「……実はさ、整備俺にフラれちゃってね」 俺「へー……へ!?」 シャーリー「あ、いやまあ告白したわけでもないんだけど。最近ちょっとアイツといい感じだったから期待しちゃってなー」 シャーリーさんの目が潤んできてる。 シャーリー「そしたら、アイツ恋人がいるらしくてさ。頭に血が上っちゃってレンチでぶん殴っちゃったんだ」 俺「……レンチは置いといて、整備俺さんは彼女がいるのにシャーリーさんになんかこうアレなことをしたんすか?」 整備俺さんがそんな人だったとは。 人は見かけによらないって母ちゃんが言ってたっけ。 シャーリー「いや、別に何かしたわけじゃ……。そうだよな、何も無かったもんな」 涙がこぼれだした。 シャーリー「私が、勝手に勘違いしてただけなんだ……。はは、こりゃ傑作だよ……」 涙が止まる様子は無い。 えーっと、こういう時って物語だとだいたい抱きしめたりして慰めるんだよな……。 流石にそれはハードルが高いので頭を撫でてみた。 シャーリー「ん、なんだよ。お前まで子供扱いするのかよー」 俺「ご、ごめんなさい。でもどうしたらいいか分かんなくて」 287 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 21 55 58.13 ID ddUHpV7n0 シャーリー「ふふ、ありがとな。俺」 そう言ってシャーリーさんが近づいてきて、俺に抱きついた。 俺「!?」 うわ、なんか凄く柔らかいものが。いい匂いが。 長くて柔らかい髪がくすぐったい。 シャーリー「ごめん。少しでいいから。このままでいて」 俺「……了解っす」 シャーリーさんの俺よりも大きい背中が小さく震えている。 シャーリー「ホントに、アイツといると楽しかったんだ。でも……」 俺は慰める言葉を何もかけられずに、じっとシャーリーさんの呟きを聞いていた。 288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 21 57 52.64 ID hbbMhfkvO 落ち着け…壁はまだだ…! 290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ウーシュ失恋確定オワタ]:2010/12/03(金) 22 02 44.74 ID MVPcaqbOP シャーリーマジメガミ でもSMMってちょっとアレだなw 295 :主人公っぽい俺→英訳、独訳→和訳[]:2010/12/03(金) 22 07 00.52 ID ddUHpV7n0 頭のどこかでウィッチというのはヒーローだと思っていた。 けれど、俺と歳も大して違わないんだ。 心だってまだ俺と一緒で子供なんだ。 シャーリーさんは大人びて見えるから余計に驚いたけど、決して特別な人じゃないんだ。 恋が叶わなくて泣いてしまうくらいに普通の女の子なんだ。 俺達は彼女達に守られてばかりだった。 宮藤にも助けてもらった。 だから、今度は。 力を手に入れた俺が今度はみんなを守るんだ。 俺が『 Hero 』になるんだ。 297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 22 11 04.66 ID TNG3lA7Z0 帰宅中にみっちゃんに遭遇 致命傷を負い宮藤の元へ連れて行かれる 301 :みっちゃんは偶然小鳥さんを拾っちゃうんだよ!わざとじゃないんだよ![]:2010/12/03(金) 22 13 32.91 ID ddUHpV7n0 シャーリー「……ふう、ありがとな俺」 だいぶ落ち着いたようだ。 目が赤くなってるけど、笑った顔はいつものシャーリーさんだった。 俺「いえ、大丈夫っすよ」 シャーリー「お前は宮藤を泣かせるなよ?」 俺「いっ!なんで!」 なんで俺が宮藤を好きなことを!? シャーリー「ははは、そりゃ見てりゃわかるさ。お前はあいつを泣かせたりしないでくれよ?」 俺「この状況でそのセリフは重いっすよシャーリーさん……」 シャーリー「あははは!まったくだよ!それじゃ私を泣かせた馬鹿野郎の為にテストをやるかー」 俺「了解っす……。うう、恥ずかしい」 305 :あ、宮藤に見られちゃってた[]:2010/12/03(金) 22 17 37.36 ID ddUHpV7n0 宮藤「うそ……」 坂本「どうしたー宮藤ー。昼飯が無くなってしまうぞー」 宮藤「あ、はーい!今いきます」 宮藤「俺君とシャーリーさんが、抱きあってた……」 宮藤「やっぱり二人は……」 坂本「やっと来たか。ん?なんだ泣いたりして。目にゴミでも入ったか?」 宮藤「あ、えーっと、そうです。目にゴミが入っちゃって……」 坂本「ふむ、なら洗面所で洗い流して来るといい。すまんが私は先に食堂に行ってるぞ」 宮藤「はい、わかりました……」 306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 22 19 08.29 ID hbbMhfkvO ざm……ゲフンゲフン、ベタな展開だな…だがそれが良いw 307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/03(金) 22 23 24.57 ID 7F1N0uVX0 芳佳とシャーリーが絡むとだいたい淫獣が覚醒する気がする 今回もそう見えてならない俺の目は汚れている 308 :修羅場は連鎖する。[]:2010/12/03(金) 22 23 36.45 ID ddUHpV7n0 宮藤「ふぇ、ぐすん……。俺君はシャーリーさんが好きなんだ」 宮藤「……ぐすっ。顔、洗わないと……」 宮藤「……ふぇん、うあーーーーーーーーーーーーーーん!うわーーーーーーーーーーーーーん!」 シャーリー「それで、宮藤とはどこまでいってんだ?キスくらいはしたか?」 俺「いやいやいや無理っすよそんなの!というか最高速度のテスト中に話しかけないでくださああああああああああああい!!」 シャーリー「そうだ、せっかくだし私と競争しよう。負けたら告白しろよ、よーいスタート!!」 俺「無茶言うなああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 青空に俺の嘆きが響き渡った。 309 :主人公っぽい俺[]:2010/12/03(金) 22 26 11.68 ID ddUHpV7n0 終わりでーす えらい時間とってしまってすいませんでした テストやらレポートやらが来週水曜で一段落するんでもっと更新できると思います 読んでくださってありがとうございました 主人公っぽい俺 5へ続く
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/455.html
主人公っぽい俺 7へ戻る 主人公っぽい俺 9へ続く 主人公っぽい俺 一覧へ戻る 591 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 04 38.13 ID r8N/ml250 ~前回のあらすじ~ EMT ~あらすじ終わり~ 592 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 05 27.02 ID r8N/ml250 ネウロイ急襲事件が発生してから幾日かたったある日の格納庫。 ルッキーニ「ふじゅぁぁぁん、整備俺ー」 整備俺「よしよし、俺がなんとかしてあげますよって」 俺の背中にしがみつき泣きじゃくる小さなエース様。 その機嫌を直す為に要した時間は決して短くない。 目の前には半壊したオレンジ色のユニットが、さらに細かくバラされていた。 今はその中から再利用できる部品を選り抜いていたんだが……。 こりゃ残業だな、ちょうどいいしシャーリーさんにも手伝って貰おうか。 整備俺「解きたい誤解もあることだしね……」 エイラ「おーい、飯だぞルッキーニー。って、何やってんダ?泣いてんのか?」 593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 06 04.23 ID 8I/Fkgiz0 シンプルなあらすじだことww 594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 07 56.93 ID Au/Ok0Ub0 非常に分かりやすいあらすじだとは思うがどこもおかしくはないな 595 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 08 25.27 ID r8N/ml250 ユーティライネン中尉がやってきた。 整備俺「あ、中尉。いやね、最近シャーリーさんがかまってくれないらしいんですよねー」 エイラ「なんだ、整備俺が泣かせたわけじゃないのかー」 整備俺「これは心外。俺は紳士ですから婦女子に手を出し泣かせるなんてあり得ませんよハッハッハ」 エイラ「でも手を出さな過ぎて彼女に捨てられたんダロ?紳士じゃなくてただのヘタレじゃないカー」 整備俺「何でそれご存知なの中尉殿!?」 エイラ「他の整備のヤツに聞いたんだ。手を出さなくてフラれるなんてヘタレすぎるんダナー」 整備俺「なっ!リトヴャク中尉に何もできない中尉に言われたか無いぞ!」 エイラ「ナナナ、ナニイッテンダオマエ!ササっ、サーニャはカンケーないダロ!!」 598 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 18 33.46 ID r8N/ml250 ルッキーニ「びえええええん!!」 整備俺「あ、すんませんね少尉。すっかり忘れてました」 エイラ「マッタク、私とサササーニャはそんなんじゃ……」 エイラ「ゴホン。そーいや最近お前たち一緒にいること少ないナ」 ルッキーニ「ふじゅ。シャーリーいっつも俺のとこいっちゃうの」 整備俺「らしいんすよ。まあ今まで少尉に割いてた時間の何割かを俺のヤツの世話やらに当ててんでしょうね」 ふーん、と相づちをうちながら中尉は作業している俺の手元を覗き込む。 エイラ「うあ、シリンダーが曲がってら」 整備俺「あんな高さから着水して無事な方が怖いじゃない。まあ幸い頭からイったんでまだましな方だねこりゃ」 エイラ「ああ、そーいやそうだったな」 600 名前:とりあえずキリが良いとこまでは書けた まだシャーリーが出てこねえ[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 24 13.20 ID r8N/ml250 ルッキーニ「ねえねえ、俺ってもう治ったんでしょ?どしてシャーリーまだ俺のお世話するの?」 落ち着きを取り戻した少尉が疑問を投げかけてきた。 ふむ、確かにその疑問はもっともだ。 整備俺「同僚が怪我したから世話をするのは分かるけどなあ」 エイラ「そういえばコイツってBf108を改造してんだよな」 中尉が変形した外装を指で弾いている。 鮮やかなオレンジ色の塗装が剥がれおちて剥き出しの合金が鈍く光っている。 整備俺「そうそう、どっかの基地で使われなくなった機体を譲り受けたんじゃないかな」 Bf108は現在カールスラントの主流機体であるBf109の前の機体だ。 俺のやつが正式に入隊すると決まってから戦闘に参加する可能性も考えてエンジンは積みかえた。 601 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 31 59.05 ID r8N/ml250 エイラ「それにしてもシャーリーはどうしたんだろうナー?」 整備俺「さあー?」 ルッキーニ「ふじゃー?」 三人で首をかしげてしばらく唸っていると、少尉を呼びに行ったはずの中尉が遅いのを心配したらしい。 リトヴャク中尉がやってきた。 サーニャ「みんな待ってるわ。エイラ、ルッキーニちゃん」 ルッキーニ「ふにゃ!ごはんごっはーん」 少尉が格納庫を飛び出していった。 整備俺「おいおい、シャーリーさんのことはもういいのかよ……」 603 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 39 44.78 ID r8N/ml250 エイラ「いいんじゃないか?本人が気にしないなら」 サーニャ「シャーリーさんがどうかしたの?」 リトヴャク中尉に今までの話を説明する。 エイラ「な?不思議ダロ?」 サーニャ「それ、もしかしたら……」 整備俺「何か知ってるんですか?中尉」 サーニャ「もしかしたら、シャーリーさんは俺さんに罪悪感を抱いてるんじゃないでしょうか…」 サーニャ「ううん、罪悪感じゃなくて。不甲斐なさとか……」 罪悪感。不甲斐なさ。なるほど、目の前で僚機が落ちた訳だしな。 604 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 46 58.52 ID r8N/ml250 エイラ「確かに、新人に守ってもらって自分は何も出来なかったー。とか感じるのも無理はないかもな」 整備俺「その罪滅ぼし、というわけでもないけど少しでも俺のやつに何かしたい。っていうことですかねえ」 サーニャ「本当の事はわからないです。けど、最近のシャーリーさんを見てるとあんまり元気がないように思いますし」 整備俺「なるほど、いやいや参考になりました。ども、ありがとうございます」 エイラ「さっすがサーニャだなあ。私達じゃわからなかったよ」 整備俺「ですねえ。ははは」 サーニャ「なんかこの二人、似た者同士……?」 エイラ「ん?何か言った?サーニャ」 サーニャ「ううん、なんでもないわ」 605 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 50 49.15 ID r8N/ml250 整備俺「あ、そういえば食事の時間なんでしたよね。お引き留めしてすいませんでした」 エイラ「あ、そうだった。それじゃ行こうかサーニャ」 整備俺「あ、一つお願いしてもいいですか?」 サーニャ「なんですか?」 整備俺「シャーリーさんにあとで格納庫に来ていただきたいんですが」 エイラ「わかった、シャーリーに言っておくよ。それじゃなー」 二人の中尉は格納庫を後にした。 整備俺「ふむ。罪悪感、か……」 608 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 01 12.95 ID r8N/ml250 俺だって感じてるさ。アイツが落ちた経緯は聞いているからな。 オーバーブーストを使用して、気絶。一番恐れていたことだ。 本当は、物理的に使用できなくする措置を取っておくべきだったのかもしれない。 そうすれば、アイツが落ちることもなかったかもしれない。 それをしなかったのは、俺の勝手な願望を抱いたからだった。 アイツの新しい力になるかもしれない、そう思った。 そして、今。俺はもっと身勝手なことを思っている。 未完成の機能であの性能なら、完成したらどうなるのか。 技術屋の本能が、限界を見たいと暴れている。 整備俺「ははは、最悪だな。俺ってやつは」 610 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 06 37.43 ID r8N/ml250 もちろん、実際にオーバーブーストを再び使わせるつもりはない。 だが、もしアイツが使いたいと言ったら? 俺は迷わずこの機能の改修に取り掛かるだろう。 頭の中で、それを望む俺と拒む俺が格闘戦を繰り広げていた。 ~次回予告~ 嘆き叫ぶシャーリーを、黙って見ているしかないのか。 整備俺とシャーリー、二人の間を夜の風が吹き抜ける。 二人の思いは、すれ違ってしまうのか。 次回、ストライクウィッチーズ「シャーリーマジぱふぱふ」 ロマーニャで飲む坂本の肝油は、不味い。 611 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 09 09.76 ID r8N/ml250 今日はここまでです 読んでいただきありがとうございました 次は土曜日あたりになると思います こんどこそシャーリーさん出ますよ 612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 11 09.41 ID Au/Ok0Ub0 乙 613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 11 45.77 ID m5ZwiUyP0 乙乙 614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 22 12 00.69 ID ayeI7aFP0 乙! 次回は…ウッ……フゥ 291 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 04 22.08 ID zeQ698sI0 お疲れっしたー それじゃ投下させていただきますよー 俺「ストライクウィッチーズとお風呂入りたい!」 610から 295 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 06 49.14 ID zeQ698sI0 エース達が出ていってから、一時間は経っただろうか。 俺はまだ格納庫でユニットの整備をしていた。 整備俺「こいつは交換したほうが早いな…。ここはまだイケるか…」 1人無数の金属群とにらめっこしていると、後ろから靴音が。 振り向くと、シャーリーさんがこちらへ歩いてきているところだった。 気のせいか、若干不機嫌そうな顔をしている。 整備俺「やあどうもどうも、こんな時間に悪かったね」 シャーリー「べつに、暇だったし……」 普段の彼女からは考えられないほどの、まるで投げ捨てるような言い方だった。 整備俺「あー、っと。来てもらったのは少し話したいことがあってね」 シャーリーさんの顔が強張る。若干青ざめているようにも感じた。 整備俺「えっと。ごめん、もしかして体調が悪かったのかな」 296 名前:さるよけって10分くらいの間隔でよかったっけ[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 11 50.32 ID zeQ698sI0 シャーリー「い、いや。そんなことはないさ……」 そうは言うものの、体が震えているようだった。 流石に異常だと思い、とりあえず椅子に座ってもらう。 整備俺「うーんと、なんか温かい飲み物でも…。そうだ、ホットミルクを…」 バタバタと慌てる俺にシャーリーさんが呟く。 シャーリー「……ごめん」 整備俺「いやいや、俺が来てくれって言っちゃったんだしさ」 シャーリー「そうじゃない!」 突然立ち上がり叫ぶシャーリーさんに、俺は呆気にとられた。 シャーリー「そうじゃない…、そうじゃないんだ。私は、俺を……。アイツを守れなかった……」 整備俺「おいおい、それは……」 あんな状況じゃ誰でも、と言おうとしたが、それは悲痛とさえ感じさせる叫びで妨げられた。 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 13 51.20 ID N1YFCirY0 俺は6分おきに投下してるけどひっかかったことないな 支援 298 名前:サンクス 6分でいってみる[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 15 02.59 ID zeQ698sI0 シャーリー「それだけじゃない!アイツは、基地を守るためにオーバーブーストを使って!」 シャーリー「私はそれを止められなかった!そのせいで、私のせいでアイツは気絶して!」 シャーリー「お前はアレが危険だと知ってて止めたのに、私は無責任にそれを使ってみなきゃ分からないなんて言って!」 恐らくあの日以来、ずっと心に溜めていたものがここに来て一気に溢れだしているのだろう。 彼女の頬には涙が伝っていた。その様子を、俺は冷ややかとは違う冷静さをもって見つめていた。 今、彼女に一番必要なものはきっと、思う存分吐き出すという事だ。 曖昧に慰めるのはかえって不味いだろうと、判断していた。 時折窓ガラスを夜風がガタガタと鳴らす。声は次第に小さくなり、すすり泣く音に変わった。 俺は再び椅子に座るよう促し、オイルや鉄の臭いが染み付いた自分の作業着を脱いだ。 そんなものを女性の肩にかけていいものかと一瞬迷う。 しかし、シャーリーさんが赤くした目でこちらを見ているので、今更それを自分で着直すのも情けなかった。 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 15 16.48 ID ydbAAITQ0 5分じゃ早いっぽいから6分くらいだとおもうしえん 300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 16 46.00 ID d9PoSt3J0 一時間11回でさるだから5分だとギリギリかかるんだよね 支援 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 18 46.86 ID SR5UCbmlO なるほどなるほど、五分間隔だと引っ掛かるのか。さるさんめ、俺を焦らしプレイしやがるからなぁ。 とりあえず支援だ!! 302 名前:なるほどサンクス さるさんめこしゃくな[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 21 51.93 ID zeQ698sI0 整備俺「嫌じゃなかったらこれでも羽織っておいて」 彼女は何も言わず、それに従った。 おそらくもう胸に溜めこんでいたものは全て出しきったのだろう。今は大人しくなり、羽織った作業着のファスナーを弄っていた。 整備俺「なあ、シャーリーさん。もしよかったらさ、今から競争でもしないか?」 俺の突然の申し出に彼女は眉を歪ませる。きっと何を言ってるんだこいつは、とか思ってるんだろうな。構わず俺は続ける。 整備俺「ここの出口から滑走路の先端まで。どうかな」 シャーリー「どうかな、ってお前。意味がわからない」 まあそれはそうだろう。しかし俺にも一応理由と考えがあった。 整備俺「たまには走るのも悪くないよ?そうだな、勝ったら相手になんでも一つ言うことを聞かせられるなんてどうだい」 303 名前:主人公っぽい俺だけど今回は整備俺のお話です[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 29 06.14 ID zeQ698sI0 シャーリー「お、おい。待てってば、急に競争だなんて」 少々強引に話を進めすぎたかな、と思ったが、ここは相手に考える暇を与えさせないことが大切だ。 整備俺「よーし、それじゃあ行くぞー。はいドーン!」 俺は全速力で滑走路のほうへ走った。出口から、などと言ったがこの際気にしない。 シャーリー「あ、おい!ずるいぞ!」 訳のわからないままだろうが、シャーリーさんも追いかけてきた。俺のほうが先行していたが、現役パイロットと整備士では体力の差は大きかった。予想はしていたが、勝負はぶっちぎりでシャーリーさんの勝ちだった。 シャーリー「一体、何なんだよお前は。はあっ、はあっ」 そう言いながらも彼女は、久しぶりに全力疾走して呼吸が整わない俺の背中をさすってくれた。 整備俺「げっほ、うぇ、はぁ。あれー、走るのってこんなに辛かったっけ……」 304 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 36 15.52 ID zeQ698sI0 シャーリー「無理するなよ。私は訓練でよく走ってるから平気だけど」 ようやく呼吸が楽になってきた。目の前には真黒な海が広がっている。暗闇のせいか、波の音がいつもより鮮明に聞こえる。顔に噴き出した汗を拭いながら滑走路の端に海に脚を投げ出すように座った。 整備俺「いやー、やっぱり速いねえ。手も足も出なかったよ」 彼女も俺の隣に同じように座った。 シャーリー「私は固有魔法を使わなくても速いんだぞ。残念でしたー」 目を細めて微笑む彼女の顔には、いつもの面影が帰り始めていた。 俺が突然彼女を競争に誘ったのには、二つの理由がある。 一つは、体を動かして少しでもすっきりしてもらいたかった。彼女の悩みは解決したわけではないけど、今は頭の中を空にしてほしかった。少なくともあのまま考え込んでも良いようにはならないと思った。 305 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 42 43.70 ID zeQ698sI0 整備俺「……流石にここなら大丈夫だよな」 シャーリー「何が?」 整備俺「そっと格納庫のほう見てみなよ」 シャーリー「何が……あいつら、覗き見してたのか!」 もう一つの理由は、ここから先の話を彼女以外には聞かれたくなかったからだ。格納庫の扉からは、頭が二つ飛び出ていた。 エイラ「あー、もう。何してるのか全然わからないぞ」} エーリカ「むむ、まさか整備俺は私達に気がついていたとでも?」} エイラ「あいつ鈍そうなくせになかなかやるナ」} 彼女らに気がついたのは、シャーリーさんに作業服をかける時だった。 何気なく辺りを見回すと、慌てて引っ込む頭が見えた。 307 名前:あ、回復笛が壊れた[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 49 26.56 ID zeQ698sI0 シャーリー「うっわ、あたしの話全部聞かれてたのかよ……。まいったな……」 失敗した、というような顔をしながら頭に手をやっている。あれだけ大声で叫べば内容は全部聞こえてしまっているだろう。 整備俺「まあまあ、ここならまず聞かれないから」 シャーリー「ああ、なるほどなー。だから急に走ろうなんて言ったのか」 そう言って彼女は納得していた。目こそまだ赤いけど、涙は治まっていた。 整備俺「それじゃ、ちょっと俺の話を聞いてくれるかな。心配しなくても、怒ったりしないよ」 シャーリーさんは一瞬ピクっと身構えたが、さっきのように取り乱しはしなかった。 整備俺「まずは、そうだな。お礼を言わなくちゃな」 何の?と首を傾げる彼女。 整備俺「あの時は、アイツと二人だけでシールドを貼り続けてくれたよな。おかげで俺達は生きてる」 整備俺「君がいたからアイツも落ち着いて対処ができたんだろう。君は、アイツも助けてくれたんだよ」 彼女は俺の顔をじっと見ている。その青い瞳が再び潤みだす。 309 名前:片手剣でもがんばればアゴ壊せた 支援ありがとうございます[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 55 55.46 ID zeQ698sI0 整備俺「ありがとう。これは基地の全員が思っていることだ。もちろんアイツを含めてな」 海は静まり返っていた。ずっと顔を見られているのが少し恥ずかしくなり、空を見上げた。 今夜は星がよく見える。雲がない分、夜間哨戒は楽だろう。 そんなことを考えていると、左腕に柔らかい感触が。 俺の腕を抱き締めるような形で、彼女は静かに涙を流していた。 さっきのような悲壮な顔じゃなく、安らかな顔をしているように見える。 その表情に少し安心した。 整備俺「そのまま聞いてほしいんだけどさ、もう一つ言いたいことがあったんだ」 いや、言いたいことというより弁解したいことのほうが合ってるか。 シャーリー「ぐす、なに?」 顔を腕からこちらに向けられると、その近さに心臓が跳ねた。 泣いたからか、頬をほんのり赤く染めて潤む大きな瞳で俺の目をじっと見ている。 鼻をくすぐる彼女の香りに抱きしめたくなる衝動を覚えるが、理性でそれをねじ伏せる。 整備俺「えっと、そう。君が俺の腹にレンチをぶち込んだ時の話」 シャーリーさんは小さく、うげっと呟いた。 310 名前:もっさんわっしょい回の水から上がるときの宮藤かわいい [sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 00 24.23 ID zeQ698sI0 整備俺「いやあ、あれは痛かった……。あ、なんかだんだん痛み思い出してきた……」 シャーリー「だ、だってアレはお前が!」 俺の腕を離し、抗議しようとするが、それを遮る。 整備俺「あのね、ジョアンナってのは俺の昔の恋人のことなんだよ」 シャーリー「へ?」 整備俺「俺がまだ軍に入ったばかりだったから、もう5年は経つかな。その頃別れたんだ」 プライドのせいか、フラれたとは言えなかった。フラれた理由なんてもっと言えなかった。 シャーリー「あ、もしかしてお前がヘタレすぎてフラれた相手のことか?」 そう、俺がいつまでたっても彼女に手を出せなくて…。 整備俺「……なんで知ってるの」 シャーリー「他の整備のやつに聞いた。名前までは聞かなかったからさ」 整備俺「ここの整備士達口軽すぎだろ……」 いや、酒の席で愚痴をこぼした俺が悪かったのか。 シャーリー「えっと、ゴメンな。悪かったよ、訳も聞かないで殴ったりして」 整備俺「うん。この事を話したかったんだ。えっと、だから」 311 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 07 13.19 ID zeQ698sI0 俺は、彼女に正面を向くようにあぐらを組む。 整備俺「俺は、女性に不誠実なことはしない!」 すこしかっこつけだったかな、などと言ってから恥ずかしくなってきた。 彼女はハハっと笑った。 シャーリー「そっか。でも、そんなこと言ってるからフラれたんじゃないのか?」 整備俺「やっぱりそうなのかな……」 とはいえ、どうすりゃいいんだ。 シャーリー「私はさ」 彼女の腕が俺の首の後ろへ伸びる。 俺は彼女と向き合うような姿勢だった。つまりは、抱きつかれるような形になって。 シャーリー「お前のそういうところが、好きだ」 耳元でそうささやかれ、そのまま抱きしめられた。 312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 12 46.40 ID j7XscgbQ0 俺がいっぱいいるってどういうことなの? 313 名前: 312 やっぱ分かりにくいかなあ 今地の文に出てきてる俺は基本全部整備俺のことです[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 14 51.97 ID zeQ698sI0 整備俺「あ、あの?えっと、シャーリーさん?」 柔らかくて、温かいものが俺の胸を圧迫した。 頬と頬が密着する。心臓の回転が上がる。 シャーリー「こういうときは、何もしないほうが不誠実だと思うんだけど」 整備俺「う。いや、でもな」 シャーリーさんが抱きついている腕にさらに力を入れた。 整備俺「……そうだな。ごめん」 彼女の腰に手を回すと、そのまま自分のほうへ抱きよせる。 シャーリー「うおおっ?」 勢い余って、そのまま後ろに倒れた。 彼女の体が俺の上へ多い被さるような格好だ。 整備俺「大丈夫か?」 その問いに、コクンと頷いた。地面はひんやりとしていて、背中の熱を奪っていく。 火照った体にはちょうど良かった。 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/18(金) 22 17 24.22 ID HCYAj3kL0 312 俺は俺 お前も俺 物語の中の「俺」}も俺 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 19 20.89 ID N1YFCirY0 俺の俺による俺のためのSS 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 19 54.21 ID j7XscgbQ0 1つの物語に二人俺がいるってこと? 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 20 13.97 ID d9PoSt3J0 つまりお前ら=俺 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 21 43.27 ID 59AVBRgn0 俺が、俺達が、俺だ!! 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 22 00.09 ID HCYAj3kL0 316 うん どっちも俺だけど別人 320 名前: 316そうです 俺=上条さん 整備俺=一通さんみたいなダブルヒーローみたいな ひどい例えだ[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 22 32.91 ID zeQ698sI0 シャーリーさんの体を抱きしめながら思う。この人を俺自身の手で守れたら、と。 人々の為に真っ先に危険へ飛び込んで行くこの娘を。俺の腕に余裕でおさまってしまうほどの身体だ。 自分の無力さが悔しくて、情けない。 整備俺「シャーリー」 シャーリー「……さん、は?」 整備俺「こんな状況じゃ野暮でしょ」 シャーリー「うん……。そうだね……」 彼女を抱く腕に力をこめる。それに答えるように、彼女も強く抱きつく。 整備俺「絶対、死なないでくれ。怪我もしないでほしい」 シャーリー「……うん」 整備俺「俺にできることがあれば何でも言ってほしい。新しいエンジンでもなんでも調達してやる」 シャーリー「わかった……」 整備俺「だから、絶対帰ってきてくれ……」 シャーリー「うん、わかった……」 321 名前:整備俺さんはモブが脇役になってさらに助演男優になった感じで出来上がりました[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 28 46.87 ID zeQ698sI0 シャーリーが顔を起こす。お互いの顔の距離は十センチも無い。 シャーリー「じゃあさ、私はここに帰ってきたい」 彼女の言うここ、とは。俺の胸の中と捉えていいのだろうか。 訪ねると、当たり前だろと睨まれた。 シャーリー「何でも言っていいんだろ?駄目か?」 月が出ていない暗い夜だが、それでも顔が赤くなってるのが分かった。 整備俺「じゃあ、約束だ。絶対俺の胸の中に帰ってきてくれ」 どちらからかは分からない。同時だったようにも思う。 互いの唇が触れあった。 326 名前:のぞきみうぃっちーず[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 36 56.67 ID zeQ698sI0 エーリカ「うお、キスした?キスした?」 エイラ「え、さっきからずっとしてなかったカ?」 俺「二人して何見てるんだろうと思ったら、本当になんてもの見てんすか……」 サーニャ「俺君、鼻血……」 宮藤「ふわわわわわ……。凄い……」 エイラ「もうアイツをヘタレって言えなくなっちゃうナー」 エーリカ「あ、ヘタレすぎて彼女にフラれたってやつ?知ってる知ってる」 サーニャ「……」 エイラ「ん?どうしたんだサーニャ。私の顔になんか付いてるノカ?」 サーニャ「……」 エイラ「?」 329 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 42 24.16 ID zeQ698sI0 シャーリー「誠実な整備俺君はこういうとき何を言わなきゃいけないかわかってるよな?」 そう言って悪戯をするような顔をする。なんか順番が間違ってると思うけど、今更だよな。 まだ?と目で訴えてくるのを見ると、まだまだ子供っぽさを感じた。 わかってるよ、と目で答える。伝わったかはわからない。 整備俺「シャーリー、好きだ」 彼女の顔に笑顔が浮かぶ。若干の恥ずかしさも混じったようなそれは、他の誰にも見せたくないと思うほど可愛かった。実際、他の誰にも見させる気はない。 シャーリー「私も、大好きだ」 そして、俺達はまたキスをした。 サーニャ「あそこにいると夜間哨戒に行けないわ……」 331 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 45 04.47 ID zeQ698sI0 以上ですー お読みいただきありがとうございましたー 一つの話に二人『俺』がいるってわかりにくいですかね 341 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 58 53.66 ID zeQ698sI0 おお、大丈夫そうで安心しました。 ここから物語はバトル方面へ入っていきます。 「主人公」}の名に恥じない堂々とした王道バトルを書ききれるように頑張ります。 335 最後の砦……。やだかっこいい……。 シャーリー自体結構特徴的だからその相手も自然と個性的になるんすかね。 336 おまたせしましたー。 主人公っぽい俺 9へ続く
https://w.atwiki.jp/musouchronicle2_3ds/pages/137.html
主人公男へ戻る 声のタイプごとで台詞に変化があるのでタイプごとに分けたほうがよいと思います - 名無しさん 2012-09-20 10 46 45 確認できた分だけ台詞追加させました。 - 名無しさん 2012-09-22 22 15 31 音声4を少し追加しました。皆伝の時「ここだ!」の銃を撃つ時「行けーっ!」って言うのですが(音声1のうおおおお!に相当する部分)追加した方がいいでしょうか。 - 名無しさん 2012-09-22 22 25 50 あれ、上書きされて内容減ってる; 皆伝攻撃ボイスは雄叫びでない場合その台詞を書き込みましたので、それに倣うとします - 22 15 2012-09-22 22 28 54 勝手ながら復元させていただきました。 - 22 15 2012-09-22 22 31 46 音声1目下に賞賛 「すごいぞ! その調子だ!」ちなみに相手は宗矩です - 名無しさん 2012-09-24 21 53 11 音声4たぶん目下「すごい! 憧れちゃうな…」 - 名無しさん 2012-09-26 21 28 44 音声1目上賞賛「さすがにやりますね!」 - 名無しさん 2012-09-29 16 56 06 イベント 大友家の二将は豊臣の章・九州征伐(豊臣軍)で発生します。 - 名無しさん 2012-10-03 19 55 52 音声2苦戦 「押されているだと…?」 - 名無しさん 2012-10-08 11 33 58 音声2救援目上 「救援、感謝 - 名無しさん 2012-10-08 11 35 07 音声4の目下の賞賛は「すごいね!僕も頑張ろっと!」でした。(くのいちで確認) - 名無しさん 2012-10-09 14 12 42 音声2目下に賞賛 「悪くない働きだな」 - 名無しさん 2012-10-11 21 53 53 音声2目上に賞賛 「さすがのご活躍です」 - 名無しさん 2012-10-13 22 04 33 音声41000人撃破名乗り「天下無双のもののふは、僕たちのことだ!」 - 名無しさん 2012-10-18 00 15 55 音声5 1000人撃破名乗り「天下無双ったあ、俺達のことか?」 - 名無しさん 2012-12-10 18 50 53 音声2 1000人撃破名乗り「私たちこそが天下無双のもののふだ。」 - 名無しさん 2012-12-10 19 59 35 音声5目下に賞賛「お、やるう」 - 名無しさん 2012-12-11 16 32 47 音声2赤ゾーン侵入時警告の目上「突出しすぎは危険です」 - 名無しさん 2012-12-30 01 48 13 大阪夏 - 名無しさん 2013-02-08 13 20 04 音声1赤ゾーン侵入時警告の目上 「お言葉ですが出過ぎではないですか」 - 名無しさん 2013-03-02 20 34 35 音声5赤ゾーン侵入時警告の目上「出過ぎじゃないですか」 - 名無しさん 2013-05-10 22 17 14 本当は「少し出過ぎじゃないですか」 - 名無しさん 2013-05-10 22 27 38 音声1赤ゾーン侵入時警告(目上)「少し前に出すぎてはいませんか」 - 名無しさん 2013-06-10 16 55 49 音声1NPC時苦戦中「くっ、乗りきって見せる! - 竹中半兵衛 2013-07-17 17 43 12